意外と脆い?感圧式ホームボタン
本日、iPhone7のホームボタンが壊れた!というお客様がご来店されました。
端末を拝見させてしまったところ、確かにホームボタンの部分が押せず、指紋機能も失われている様子。
お客様曰く、急に再起動が始まって、10分ほどリンゴマークが表示された後、使えなくなったとのこと。
壊れたホームボタンをよく見てみると端の方が割れてしまっていました。
もともとiPhone7以降のホームボタンは感圧式ホームボタンと呼ばれるものに変わっており、ホームボタンが基盤とリンクしているため、新しいホームボタンに変えてしまうと張りぼてになってしまいます。
そのため、こちらで出来ることも限られてきていて今のホームボタンを生かしたまま、修理を行う必要があります。
お客様ご了承のもと、一度中身を解体し、新しい画面やホームボタン周りの清掃を行わせていただくことに。
ホームボタンのにならず画面も割れてしまってしたので画面は交換してホームボタンの清掃を行うことになりました。
確かにこのリンゴのマークのまま長い間フリーズをしているようでした。
画面の交換、およびホームボタンの清掃を行いましたが直らず、このリンゴのマークがフリーズを繰り返すばかりでした。
このような事例は特殊でホームボタンから基盤へ直接ダメージが入ってしまった、と考えるのが妥当であると判断し、基盤故障という形でお客様と話しました。
お客様も確かに画面を割ってから半年以上経つらしく、何も影響が出なかったため、そのまま使い続けていた結果、ホームボタンが効かなくなったみたいです。ホームボタンが割れているのは修理に来てから気付いたようでいつ割れたのかわからないとのこと。
画面が割れた状態での使用は危険であることをブログに以前まとめましたが、実際、割れたまま使っていてデータが戻ってこなくなってしまった事例や今回のようにハード自体が損傷してしまう事例もあります。
画面が割れの恐怖。放置していると。。。→→→ >>>こちら<<<
人間の体同様、スマートフォンも何か異常を感じたり、損傷状態になってしまった場合は画面の交換や診断をしにご来店して頂ければ幸いです。
少しでも多くの端末がお客様の手のもとでで、長い間使えるようにさせて頂きたいと思います。